「異世界編」



その11



???
「ん? 私か? 私は救世主だ。怪しい者では無い」

少女A
「いやいやいやいやいやめっちゃ怪しいわ!! んな変態的なカッコしといてどの口がそんなこと言うねん!!」

その12

救世主
「時に…あー マチコ君」

少女A
「? マチコ? 誰や?」

救世主
「いや 君のことだが」

少女A
「誰がマチコやねん! 私の名前はブロッケンよし子や!」

救世主
「さっきから何だお前達の名前はキン肉マンの超人かッ!」

その13



救世主
「まあいい、ジェロニモ鈴木(名前)君…彼は最近人間やめる的な事を言っていなかったか?」

よし子
「?」

その14



よし子
「あーそういえばなんか言うてたわー。なんや奇ッ怪なポージングで
 『俺は人間をやめるぞッッ!!』ってよう言うてたわ」

救世主
「そうか。やはりな」

その15



救世主
「彼はこの…黒魔術の本を使って悪魔を呼び出し、悪魔によって異世界に魂を持っていかれてしまった」

よし子
「な…なんやねんそれどゆこと!?」

その16


救世主
「だが心配はいらん。異世界に行って彼の魂を連れ戻せば、彼は元に戻る」

よし子
「? いやいや でも粉々なってんで…?」

救世主
「気にする必要はない。事が済めば全て元通りだ。ご都合主義の基本だろう」

よし子
「ぅわー アンタそれ言うたらアカン事ちゃうんか」

その17



よし子
「って、どうやったらその異世界に行けるんよ?」

救世主
「うむ。まあ見ていろ」





その18



救世主
「フン!」





その19



ドガ―――――――ン

その20



救世主
「む。まあ、こんなもんでいいだろう」

よし子
「いやいやいや。アンタ何してんねん。怒られるで?」