「異世界編」



その31

救世主
「グハァッ!!」

よし子
「!? な なんやねん急に!?」

救世主
「く…私に構わず早く行け。この術で異世界とこの世を繋いでいられるのは10分が限界だ。
 それを過ぎれは私は………死ぬ!!!」

よし子
「なんだその無駄なハイリスクは―――――ッ!!!! アンタ何がしたいねんッ!!?」

その32



救世主
「さあ早く行け! さもなくば死ぬぞ! 私がッ!!」

よし子
「なんだそれは脅迫かッ!!!? どんな脅迫の仕方だッ!!」


その33



よし子
「――ッ(そんなん知るかッ って言いたい!言ってしまいたい! せやけどそんなんアカン アカンと思う!
 道徳的にアカンと思うねん私!)」

その34



よし子
「っだァ――――――ッ!! もー行くわ行ったるわ―――ッ!!」





その35



よし子
「だらァあ――――――ッ!」





その36



よし子
「……―――ッ!? なんや…ここ…」


その37



よし子
「コンセプトがわからん…。ほんまにここにジェロニモ鈴木(名前)君が…?」





その38



よし子
「って… どこ捜したらええんよー」





その39



救世主
「まあ落ち着け。この空間では、場所なんてものは意味を持たない」

よし子
「!」






その40



よし子
「この声… 変態救世主の声や!」

救世主
「よしまずはその呼び方をやめろ」





つづく。かも。